茨城県牛久市にお住まいのお客様より、「古くなった波板屋根が風にあおられてバタバタ音がする」「このままだと飛ばされそうで不安」とのご相談をいただきました。現地調査に伺ったところ、波板は経年劣化により変色・ひび割れが進行し、一部のビスが外れて浮いている状態でした。このような波板の劣化は、強風時に破損や飛散のリスクが高まるだけでなく、雨漏りの原因にもなり得るため、早めの対応が重要です。
お客様のご要望は「安心して過ごせるようにしっかりした素材で張り替えてほしい」というものでした。今回は、耐久性・見た目のバランスを考慮し、ポリカーボネート製の波板を使用した張替え工事を行いました。
この記事では、実際の施工写真とともに、波板張替え工事の流れ、選ばれる素材の違いと特徴、そして費用の目安について詳しく解説していきます。これから波板の交換や修理を検討されている方にとって、参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
劣化した波板の状態とリスク
施工前の波板は変色やひび割れが目立ち、固定部分も緩んでおり、強風時にバタつく音が発生していました。波板は見た目以上に経年劣化しやすく、放置すると雨漏りや屋根の破損につながるため、早期の張替えが推奨されます。
ポリカーボネート波板で明るく丈夫にリニューアル
今回使用したのは、耐候性・耐衝撃性に優れたポリカーボネート波板です。従来の塩ビ波板よりも寿命が長く、透明度が高いため、屋根下が明るくなり、見た目も美しく仕上がります。UVカット機能もあるため、日焼けや色あせ対策にも効果的です。
下地の桟木に傷みはなかったため、補強と清掃のみを行い、新しい波板を専用ビスで丁寧に固定。重なり部分には防水処理を施して、雨風に強い仕上がりとなりました。
張替え後の効果とお客様の声
工事後は風の音がしなくなり、屋根下の空間が明るく清潔な印象に変わりました。お客様からは「見違えるほどきれいになって嬉しい」「これで台風が来ても安心できる」と喜びの声をいただきました。
波板張替えの費用と素材の選び方
波板の張替え費用は、使用する素材や施工面積によって異なります。塩ビ波板は安価ですが寿命が短いため、10年以上の耐久性を求める場合はポリカーボネート波板をおすすめします。
DIYではなく専門業者に依頼する理由
波板の張替えは一見シンプルに見えますが、実際には「下地の確認」「ビスの位置と固定方法」「重なりの処理」など、専門知識が求められます。DIYでは施工不良による雨漏りや風災のリスクがあるため、経験豊富な業者に依頼することが安心・安全です。
まとめ｜波板の張替えは早めの対策がカギ
波板は、屋根まわりの中でも劣化が目に見えやすく、住まいの快適性に直結する部材です。見た目の変色や破損を放置せず、早めの張替えを行うことで、費用を抑えつつ建物全体の寿命を延ばすことができます。
当社では、茨城県牛久市をはじめ近隣エリアで多数の波板張替え工事を承っております。点検・見積もりは無料ですので、「波板 張替え」でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
