今回、浴室天井の塗装工事および浴槽周りのコーキング補修工事を実施いたしました。
現地調査を行ったところ、浴室天井には長年の使用による湿気や結露の影響が蓄積しており、塗膜の色あせや汚れの付着、かなりの劣化が確認されました。浴室は住宅内でも特に湿度が高く、毎日の入浴によって発生する水蒸気が天井へ集中するため、他の部屋に比べて塗膜への負担が大きい環境です。劣化した塗膜をそのまま放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、塗膜の保護機能が低下し、下地材への湿気の浸透やカビの発生につながる可能性があります。

そのため、まず天井表面の汚れや劣化部分を丁寧に除去し、塗料の密着性を高めるための下地処理を実施しました。続いて、高密着タイプの下塗り材を施工し、下地と仕上げ塗料の密着性をしっかり確保しました。

その後、上塗りを2度塗りにて仕上げました。これにより、塗膜の厚みと均一性が向上し、湿気や汚れに対する保護性能が高まるとともに、清潔感のある明るい仕上がりとなりました。また、今後発生する結露や湿気による影響を軽減し、天井材を長期間保護する効果も期待できます。
あわせて、浴槽周りのコーキングについても点検したところ、経年劣化による硬化やひび割れ、肉やせが確認されました。コーキングは浴槽と壁の隙間を埋め、水が内部へ侵入することを防ぐ重要な防水材です。しかし、劣化が進行すると隙間から水分が入り込み、壁内部や下地材の腐食、カビの発生、さらには周辺部材の劣化や雨漏れに似た症状の原因となる場合があります。

今回の工事では、既存の劣化したコーキング材を撤去した後、下地を清掃し、新たに防カビ性能と防水性能に優れたコーキング材を施工いたしました。隙間をしっかりと充填することで、防水性能が回復し、浴室内への水分の浸入リスクを大幅に軽減しております。また、見た目も整い、清潔感のある仕上がりとなりました。
今回の工事により、浴室天井の保護性能と美観の向上に加え、浴槽周りの防水性能も回復し、浴室全体の耐久性と快適性を高めることができました。今後も定期的な点検やメンテナンスを行うことで、劣化の早期発見につながり、住宅をより長く良好な状態で維持することが可能となります。




